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商品コンセプトを作りたい

商品コンセプトを作る理由

思いつきで商品を開発するのは、売れないリスクを高め、無駄な開発費用を捻出することに繋がります。少しでも売れる可能性を高め(売れない可能性を下げる)るために、「誰に・何を届けたいのか」をまとめたコンセプトを作りましょう。

商品コンセプトを作るステップ

  • コンセプトを作る前にアイデアのスクリーニングをしましょう。誰に何を提供するのか整理しましょう。

  • 複数のアイデアのどれが支持されるかをアンケートで確認し、取捨選択します。

  • 誰向けにどのようなベネフィットを提供できるかを整理しましょう。
  • コンセプトに必要な要素をまとめていきましょう。

  • 評価を取りましょう。

商品コンセプトの基本構成

商品コンセプトには、大きく3つの要素が必要です。それらを「コンセプトシート」としてまとめます。

① ニーズを喚起するメッセージ
商品を手に取ってもらうために重要なのは、「共感」を生むことです。
生活者のニーズを呼び起こすようなメッセージが必要になります。


②生活者者へのベネフィット
どのようなベネフィット(どうなれるのか)を提供するのか、具体的に示す必要があります。
商品を使うことで、ニーズを満たすことができることをわかりやすく示すことが必要です。


③説得力のある根拠
ニーズを満たす商品であること、求めるベネフィットを提供する商品であることの根拠を示し、
生活者に信頼してもらうことが重要です。商品の機能や成分などの特徴を提示することで、説得力を持たせます。

 

コンセプトシートのイメージ

商品コンセプトを評価する

コンセプトの段階で支持されないものは商品化しても売れる可能性は低くなります。
商品化する価値があるかどうか、コンセプトの評価を通じて判断することで、売れない商品開発というリスクの回避につながります。


●コンセプト評価の方法
コンセプト評価は、開発に踏み切るかどうかを決定する、重要な工程です。そのため、調査設計と判断基準は会社全体、部署で統一することが理想です。「何を聞くか」「どう聞くか」「どう結果をみるか」の3点を統一します。

何を聞くか

コンセプト評価では、コンセプトシートの内容について、
生活者がどのように評価するのかを確認します。

どう聞くか

コンセプトシートの内容について、具体的にどのように聞いていくのか、具体的な設問内容に該当します。
一般的には、右のような内容を取得します。

どう結果をみるか

コンセプト評価の結果の分析は、
コンセプトの「魅力」×「新奇性」、「魅力」×「疑問度合い」の2つの分析方法があります。2つの分析を行うことで、本当の評価ポイントと、本当の課題が見えてきます。

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コンセプト評価の分析視点のポイント

   コンセプト調査で取得する具体的な内容について、それぞれみるべきポイントがあります。

  • 「第一印象」:そのコンセプトをはじめて見た時にどのように感じたか、コンセプトへの真の評価を取得できます。
  • 「使用意向」:そのコンセプトが使ってみたいと思われる程になっているか、を分析します。
  • 「魅力点」「新しさを感じる点」「疑問点」:魅力もあって新しさを感じる要素は何か、魅力があって疑問も残らない要素は何か、を見極めます。
  • 「共感性」:コンセプトのメッセージに共感する層を見極めることで、ターゲットを見極めます。
  • 「購入意向」:最重要指標です。このコンセプトで購入されるかを表します。
  • 「理解度」:理解されないコンセプトであれば、精緻な評価が取れたとは言えません。

 

最適な調査手法

コンセプト調査を実施する際の手法は、ネットリサーチ、会場調査、インタビュー調査です。

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最も活用されることが多い手法です。
ターゲット属性に当てはまる多くの方にコンセプトを評価してもらうことが可能です。

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プロトタイプを実際に試用してもらったり、見てもらったりしたうえで評価を取得する際に向いています。

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ネットリサーチ、会場調査では取れないレベルで、深くコンセプトに対して意見を取得したい場合に実施します。